宅建合格するには、独学・通信・通学のどれがいいの? メリット・デメリットを解説!
あなたはこのように悩んでいませんか?
「独学ではなにか不安だなあ‥‥」
「通信講座のいいところってなんだろう‥‥」
「通学講座は費用が高そうだし‥‥」
独学は教材だけですむので一番安くできる学習法ですが、自分の勉強法に間違いないのか不安ですよね。
3つの学習スタイルにも一長一短があります。この記事を読めば、独学・通信・通学のメリット・デメリットがわかります。
独学のメリット・デメリット
メリット
- 最安のコスト
- 自分のスタイル、ペースで勉強できる
- いつでも気軽に始められる
- 自分にあった教材が選べる
独学の一番のメリットはやはり費用が安く抑えられることでしょう。教科書と問題集であれば5~6千円で購入できます。
また、大型書店に行けば、数多くのテキストや問題集がありますので、自分にあった参考書をじっくり選ぶことができるのもメリットです。
独学であれば、自分のスケジュールで自分のペースで勉強ができますし、好きな時間好きな場所で気軽に始めることができるのも大きなメリットです。
デメリット
- わからない時にすぐに質問できない
- どこが重要なのか要点やポイントがつかめない
- 法改正の情報収集がむずかしい
- モチベーションの維持がたいへん
難解な法律用語を独学で理解しようとしても困難なときがあります。このようにわからないときにすぐに質問できないのが一番のデメリットでしょう。
今はネットで検索すれば解決しますが、理解できるまでには相当な時間を要します。
調べてもわからなければ心が折れそうになり、やがては挫折するかもしれません。
自分で選んだ参考書を勉強していて、分厚いテキストに書かれた内容のどこが重要でどこがポイントになるのかわからないことがあります。
その状態が続くと勉強の仕方が間違っているのではないかと不安になってしまうのも独学のデメリットです。
また、宅建試験は毎年法律の改正があったところが出題されやすいです。
どの法律がどのように改正されたのかを自分で調べ収集しなければいけません。
独学は周りに友人がいないので孤独との闘いです。強い精神力と自己管理能力が必要とされるのも大きなデメリットでしょう。
通信講座のメリット・デメリット
メリット
- 自分で教材選びをする必要がない
- 通学講座より費用が抑えられる
- 勉強する時間や場所を問わない
- 質問やサポートが受けられる
- 法改正などの試験情報が手に入る
独学では他のテキストと比較しながら購入する必要がありますが、通信講座では選択の必要がなく手間が省けます。
一般的に通信講座ではテキストや教材の分量を絞ったコンパクトな講座が多いようです。
通学講座は約10~15万円が多く、通信講座では幅はありますが、約3万~10万円となっており費用が抑えられます。
また、通学に必要な交通費が節約できるだけでなく、通勤に要する時間も節約できます。
通信講義はいつでも、どこでも、何度でも繰り返し視聴できること。
通勤などの移動時間、仕事の休憩時間や、家でゴロゴロしているときも空いているスキマ時間に勉強できるのが最大のメリットです。
質問は基本的にはメールですが、わからない問題や疑問点が聞けるのは大きなメリットです。
資格勉強の初学者でも安心して学習に専念できます。
法律の改正を自分で調べるのは手間がかかるものです。通信講座では最新の試験情報を教えてくれますので試験対策には最適です。
デメリット
- 学習スケジュールを自分で計画・実行していく必要がある
- モチベーションの維持がむずかしい
- 質問に対する回答が遅い場合が多い
勉強に強制力はありませんが、学習スケジュールの計画と実行は必須なので自己管理力と強い精神力が求められます。
ライバルがいなく勉強するのは自分だけなので、孤独との闘い、モチベーションとの闘いになります。
独学と同じようにわからない問題があってもその場で質問ができません。
通信講座では基本的にメールで疑問・質問を受け付けますが、質問に対する回答が遅い場合があります。
通学講座のメリット・デメリット
メリット
- 対面講義だから学習に集中できる
- その場で質問ができる
- 講義の日程、時間が決まっているので勉強が継続する
- 勉強仲間と切磋琢磨できる
- 直前答案練習の模擬試験が受けられる
生の講義は臨場感があります。しっかり聞こうとして講義に集中するのでたいへん効果的です。
わからないことをその場ですぐ講師に聞けるので理解が深まり忘れにくくなります。
また講師によっては効率的な勉強の方法など教えてくれることもあります。
講義の日程が決まっていればその時間に合わせなくてはいけません。
強制力がないと実行できない人は勉強が継続できるメリットになります。
勉強仲間と雑談したり競い合ったり最後はみんなで合格しようという気持ちなので、モチベーションが維持ができます。
また、最新の法律の改正点をふまえた模試試験が受けられるので試験対策ができます。
デメリット
- 受講料が高い
- 通学に時間と費用がかかる
- 決められた日程、時間に講義を受けないといけない
- 講義に出席することで満足してしまう
受講料は約10~15万円ですが、資格学校によっては20万円を超えるところもあります。
資格学校は都市部などの集客しやすいビジネス街に多いため、通学する時間や交通費がかかるのが通学講座の大きなデメリットです。
働いている社会人は講座の時間に合わせないといけないので、自分のスケジュールを調整する必要があります。
講義に出席しているから大丈夫と余裕をもってしまいがちです。勉強した気になっただけでは合格はできません。
まとめ
メリット | デメリット | |
---|---|---|
・コストが最安 | ・すぐに質問できない | |
独学 | ・自分のペースで勉強できる | ・どこが重要なポイントかがわからない |
・自分にあったテキストが選べる | ・モチベーションの維持がむずかしい | |
・通学講座より費用がかからない | ・勉強の計画を自分で作成・実行しなければいけない | |
通信講座 | ・勉強の時間や場所を問わない | ・モチベーションの維持がむずかしい |
・質問やサポートが受けられる | ・質問の回答が遅い | |
・その場で質問できる | ・受講料が高い | |
通学講座 | ・対面講義だから勉強に集中できる | ・通学に時間と費用がかかる |
・勉強仲間と切磋琢磨できる | ・講義に出席するだけで勉強した気分になってしまう |
長々と独学・通信・通学のメリット・デメリットを書いてきました。
どの学習スタイルが自分に適しているかのか、無理なく勉強が続けられそうか、という視点で考えてください。
そうすれば、あとは自分の決めた学習スタイルで宅建合格をめざして勉強するのみです。